INTERVIEW

先輩社員紹介

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2021年4月入社
製造部 主任
清原 渓

美術史をやっていた僕が、
厚板溶断の工程を見ている理由

入社して5年目になります。最初は正直、「場違いだな」と思っていました。大学では文学部で後期ルネサンスの美術史を専攻していました。機械よりも絵を見ていた人間が、今は厚板溶断の工程管理をしているわけですから。Excelも入社前はほとんど触ったことがありませんでした。
大学で留年していて、就活中は色々迷いました。そんな僕に大手就活会社が提示してくれた候補の中にワコースチールが入っていました。

会ってみた人事の方がやたら親切で。成田までの通勤経路を一緒に考えてくれたり、「始業時間が8時なので朝早いよ」とちゃんと教えてくれたり。その時点で、「あ、ここは人に親切な会社だ」と思いました。
でも入社して最初に製造現場を見たときは、ちょっと怖かったです。職人気質というか。でも話してみると、意外と優しい人が多い。わからないことを聞けば、ちゃんと教えてくれる。気づいたら、なんとかやれていました。主任になった今は「慣れたなあ」と思う反面、まだ勉強することが多いです。

お願いするときは理由を添えて、
終わったらちゃんと感謝する

僕の仕事は、製造現場の裏方です。工程管理や品質管理、不良品をどう処置するかを考える。不良品の修理を現場にお願い事をすることもあります。正直、断られることもよくあります。みんな忙しいですからね。それは仕方ない。
ただ、「やってください」だけだと通らないことは、早めに学びました。納期がどうなっているか、このままだとどれくらい損が出るか。理由をちゃんと説明すると、みんな、なんだかんだ会社が好きだから引き受けてくれることが多い。終わった後は必ず「助かりました」と伝える。これをやるかやらないかで、その後のやりやすさが全然違います。人として当たり前のことですけどね。

入社してすぐの頃、「勉強がてら工程管理のシステムを作ってみて」と指示されました。社内で誰もやったことがない分野で、「僕かよ」と正直びっくりしました。でもモノは試し。各現場に何度もヒアリングを重ねて、出荷待ちの製品が工場内のどこにあるのか一目でわかるシステムを組み上げました。忙しい時に「これがあって助かった」と言われたときは、素直に嬉しかったです。

5年経った今はそれを見なくても回るようになりましたけど、それでいいと思っています。役目は果たせましたね。
現在はより高度な工程管理システムをつくりたいです。それにはデータベースから引っ張るとか、材料同士の紐づけ、定義付けが必要。現場の人にもわかりやすいものじゃなきゃいけない。もっと勉強が必要です。

干渉しすぎない職場と、
ジムでつくる自分のリズム

この会社の好きなところは、人同士の距離感です。毎日飲みに行こう、みたいな社員はいません。たまの飲み会に来ない人がいても、陰口を言われたりしない。仕事は仕事、プライベートはプライベート。その切り分けが、わりと自然にできています。やんちゃ風な人も大人なんです。

事務方は残業も少なめで、休みも取りやすいです。退社後はジムに行くことが多いですね。週4〜5回。ガチでトレーニングした翌日は朝のラジオ体操がキツいです。最初は「スーツが似合う男になりたい」くらいの軽い理由でしたが、「作業服しか着てないじゃん」と同僚に突っ込まれます。

美術史をやっていた自分が今はマクロを組んで工程を管理している。昔は想像もしていませんでした。でも、文系でもちゃんとやれば通用します。必要なのは、聞くことと、考えることと、少しの根気。肩書きやキャリアを気にせず挑戦できる職場って、健全だなと僕は思います。