INTERVIEW

先輩社員紹介

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2025年4月入社(新卒)
厚板加工班
佐久間拍芽

父の話は本当だった。
鉄と人に囲まれた毎日

19歳。高卒の新人です。ワコースチールに入社したきっかけは、父がこの会社で働いていたことです。就職活動のことを話すと、父は「福利厚生がいいんだ」と耳打ちしてくれました。ただ、高校生だった僕には福利厚生という言葉がピンと来ない。父は笑いながら「昼飯が100円で食べられる」と教えてくれて、「それはすごいな」と素直に思ったのを覚えています。

実際に入社して社員食堂を使ってみると、100円とはとても思えないメニューとボリュームで驚きました。おかげで高校の同級生と比べても、ちゃんと貯金ができているし、初めてのボーナスについて他社に勤務している同級生と話すと、自分がちょっとだけ良かったので話をそらしました。

今担当しているのは、鋼材の「開先」加工。入社して約8か月、毎日鉄と向き合っています。初日は先輩や上司から「鉄は硬いぞ」と何度も言われました。正直、そのときは「知ってますよ」と思っていたんですが、実際に作業してみると本当に硬い。おまけに小さな部品でも見た目以上にずっしりと重くて、なめてかかると怪我をしそうでした。安全について先輩たちが常に真剣に注意しているのが理解できてきました。

仕事では、父に昔から言われてきた「確認を怠るな」「わからないまま判断するな」という言葉を意識しています。危険の伴う作業だからこそ、この教えは自然と身についています。最近は工程の全体が見えてきて、家の食卓でも父と仕事の話をすることが増えました。同じ会社で、同じように鉄の話をしているのは、少し不思議な感じもします。

仕事と私生活の切り替え。
休日にリフレッシュ

休日はバイクに乗って友達と夜の海を見に行ったり、ツーリングに行ったり、サウナで汗を流したりしています。愛車は高校生の頃にバイト代を貯めて買った1991年製のカワサキのバリオスです。探してオークションで手に入れて、壊れたらネットや動画を見ながら自分で直しています。しっかり休めるので、仕事とプライベートの切り替えがしやすく、趣味に費やす時間も取れています。

「慣れてきたな」の言葉に舞い上がらないように

入社して3か月ほどで、一人で作業を任されるようになりました。ある日、作業中に先輩から「おっ、もう一人でやってんのか。慣れてきたな」と声をかけられたことがありました。正直、かなり嬉しかったです。ただその瞬間、「調子に乗るなよ」と自分に言い聞かせました。ミスをすれば周りに迷惑がかかる仕事なので、緩みそうな気持ちをぐっと引き締めました。

今でも、先輩や上司はよく作業場をのぞきに来てくれます。年齢が近い先輩も多く、機械の使い方や段取りも、失敗しそうなところを先回りして教えてくれます。また、仕事の話だけじゃなく「最近どうだ?」とか、ちょっとした雑談も多い。若い自分に気を遣ってくれているんだと思います。

ガス溶接資格は取りましたが、これからは天井クレーンやフォークリフトなどの資格にも挑戦したいと思っています。資格を取れば手当がつくのもありますが、何より「任せてもらえる仕事が増える」のが楽しみです。もともと一つのことを極めたい性格なので、開先だけでなく、製造部の仕事を全部理解したいと思っています。「ワコースチールを極めてやる」くらいの気持ちで、腰を据えて働くつもりです。

入社前は「社会人ってもっと怖い世界なんだろうな」と思っていましたが、今はそのイメージがだいぶ変わりました。鉄は確かに硬い。ここで働く人たちも硬派が多いけど、優しくてカッコイイ。そんなことを感じながら、今日も作業に向き合っています。